| 金沢大学角間キャンパス「里山ゾーン」を活用した里山学習プログラムの研究開発。 | ![]() ![]() |
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金沢大学創立五十周年記念館「角間の里」とは里山自然学校の拠点として施設の理念 『地域の交流及び貢献』 『自然体験及び教育』 『環境との調和及び保全』 「角間の里」は3つの理念に基づき、
緑豊かな自然環境に恵まれた金沢大学創立五十周年記念エリアに、里山活動の支援の拠点施設として「角間の里」を創設いたしました。角間キャンパスの近代的な校舎群と対照をなす旧白峰村の古民家を移築再生した、歴史を感じ、自然にとけこむ体験施設です。 ![]() 撮影・濱崎敏彦
古民家との出会い 金沢大学が「五十周年記念館」として、伝統ある民家を探していたところ、石川県白山ろくの旧白峰村から伝統ある豪農民家である山口家と出会いました。 この山口家は代々桑島地区の豪農(大庄屋)で歴史と風格を合わせ持つ指定有形文化財として移築保存されておりました。 また、旧白峰村と金沢大学は手取川の化石の発掘に協力するなど、 学術的なつながりもあり、移 築することになりました。また、山口家を角間キャンパスに「角間の里」として移築することは、大学の目指す「自然との共生」「社会貢献」を支援にもつながり、期待されています。 ![]() 新生「角間の里」として 2005年4月上旬に角間に移築され、角間の里の緑に囲まれています。館内は、一つひとつの空間がとても大きく、どっしりとしていてどこか懐かしい香りがします。 現代の民家との大きな違いは、 天井の高さと、柱の太さ、そして天然素材を多く使っているところです。 ![]() まず玄関を通り抜けると「わぁ」と感動しそうな広い土間があります。梁が剥き出しになった高い天井の空間です。夏はひんやりとして気持ちがよ いです。土間と前庭をつなぐ広々とした軒は、洒落た和風カフェのような感じで、 くつろぐにはもってこいの空間となっています。居心地が良く、人がひっきりなしに出入りしています。昔の土間も人々が忙しく働いていた場所で、気軽に立ち寄れる雰囲気を楽しめます。 一階奥の研修室は長い縁側と裏山が望める静かで落ち着いた空間です。 二階は、文筆作業でもしたくなるような梁と柱の構築美に圧倒されるアーティステックな天井裏です。 約300年生きた日本の構造美 また、快適なだけでなく、この再生された「角間の里」には現代建築のポストモダン的機能美がさまざまなところにみられます。格子戸、 吹き抜け、障子、襖といった明かりとりや遮光の技術、整然とした梁、柱、階段。 機能美のみの日本家屋は、さびしい印象になりがちですがそこはご愛嬌、設計士の遊びもしっかりといきています。全体が柔らかく優しい雰囲気に包まれています。伝統的な日本建築は、長く住めば住むほど、良さ実感することができます。素材、職人技、機能美、居住。これらの融合が美しさ創りだしています。生きる知恵としての耐久性と家族の存続を追求したものがこの古民家にみることができます。 自然と人と大学の里山自然学校私たちは、毎日便利でスピードのある生活をしがちです。無駄にものを作り、捨てるといった生活から、人間生活の基本に返ることも必要なことではないでしょうか。 幸いにも、ここにはおおよそ300年の長い歴史と風格がゆっくり流れ、新たな里山の生活が根付きだしています。 人間生活の原点に返って、自然、人、大学との共存を里山自然学校のプロジェクトの中で実現させたいと考えています。 |
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